美容室joyからのお知らせを掲載しています。
キャンペーン情報やその他おトクな情報なども随時更新していきますので是非ともチェックしてみてください。
毎日…毎日…。
雑巾とホウキだけを持つ日々…
雑巾を後ろ手に持って、ただ
「こんにちわ〜」「ありがとうございました」。
笑顔でお出迎え。笑顔でお見送り。
鞄、コートを預かる係…
パーマの準備。カラーの準備。カットの準備…etc
唯々…その繰り返し。
当たり前っちゃ〜当たり前なんですけどね…
「いつになったら、仕事教えてくれるんだろう⁇…」
「こんな事をする為に、東京来たわけじゃないんだけど」
今になって、その事の大切さやその事の意味が分かりますが、その当時の20代の自分には全てが「雑用」に思えて仕方なかったですね。
「雑用」って実は無いんですよね。
自分が「雑用」と思ってるだけで、それも大切な「お客様」の為。
あと、「いつも元気に明るく…」って、美容師云々の前に客商売として最低限の事なんですよ。
誰だって、朝から機嫌の悪い日もあるし、体調が悪い日もあります。
でも、お客様には関係ないんです。
お客様にとって、美容師の都合なんて関係ないんです。
毎日…毎日、来る日も来る日も、雑巾係…
「あ〜…田舎の親はこの姿みたらどう思うかな〜?…」
言われることは、「毎日、元気に明るく来てください。どんなことがあろうが笑顔でいてください」
その言葉の重要性がわかるのも、まだまだ先の話なんです。
その時は、「こんなことばかりさせられて、いつも笑顔で明るくなんていられるわけないじゃん!!」
って思ってましたね〜
しかも
年下の先輩がオーナーと「年上の後輩なんて、どう接していいかわかんないっすよ〜…ww」
「後輩だから、さん付けしなくてもいいっすよね〜…ww」
なんて事をヒソヒソ言ってるのが、大きな店でもないので丸聞こえ。
ひとりぼっちの東京で、こんな日々はかなりキツイですよ…
でもね…
今ならその重要性がわかるんですよ。
だって、どこの誰かも分からない人間を使うわけじゃないですか…
だったら頑張ってくれる、いい子が良いですよね。
完全に試されてたんですね…
「本当にこいつは続ける気があるのかな〜〜?」
半ば、いつかは兵庫に逃げて帰るだろう〜ってな周りの目だったと思います。
続く…